写真、連絡先、毎月払っているサブスク。スマホが開けないと、家族は何も確かめられません。元気なうちに、家族へバトンを渡しておきましょう。
出典:国民生活センター「今から考えておきたいデジタル終活」(2024年)、関西テレビ(2025年)、終活協議会 意識調査(2026年)、NTTドコモ モバイル社会研究所(2026年1月調査)
親と一緒に、上から順に進めてください。1つずつで大丈夫です。チェックした内容は、このスマホ(ブラウザ)に保存されます。
まずは、親への切り出し方
「この前、スマホが開けなくて困った家の話を聞いてさ。うちも写真とか残しておきたいから、一緒に設定してみない?」
「死んだら」ではなく、「写真を残したい」「詐欺の対策をしたい」から入ると話が進みやすくなります。
いちばん大事なステップです。スマホが開けば、ほかのことはあとからでも何とかなります。
家族も中身は見ません。「もしものときだけ開ける封筒」にしておくと、親も安心します。
写真や連絡先は、アカウントにひもづいて保存されています。
iPhone「設定」を開き、いちばん上に親の名前が出ているか(Apple Accountにサインインしているか)
Android「設定」→「Google」で、Googleアカウントが表示されるか
表示されたメールアドレスとパスワードを、親が覚えているか確かめます。忘れていたら、ここで再設定しておきます。
家族が知らないサービスは、もしものときに解約もできません。
スマホの画面を一緒に見ながら、アプリを1つずつ確かめます。
下の「家族に残す一覧表」に書いていきます。パスワードは書きません。
使っていない月額サービスが、1つ2つ見つかることがよくあります。
iPhone「設定」→ いちばん上の名前 →「サブスクリプション」
Android「Playストア」→ 右上の丸いアイコン →「お支払いと定期購入」→「定期購入」
携帯電話の料金と一緒に払っているもの(キャリア決済)や、クレジットカードの明細は、家族が一緒に確かめます。
スマホが壊れても、なくしても、写真が残るようにします。
iPhone「設定」→ 名前 →「iCloud」→「写真」で、同期がオンになっているか
Android「Googleフォト」→ 右上の丸いアイコン → バックアップがオンになっているか
孫の写真などは、家族で見られる共有アルバムを作っておくのもおすすめです。保存容量が足りないと出たら、無理に有料にせず相談してください。
スマホには、もしものときに家族へデータを渡す機能が最初から入っています。知らない人がほとんどです。
iPhone「設定」→ 名前 →「サインインとセキュリティ」→「故人アカウント管理連絡先」で、家族を登録します
AndroidGoogleアカウントの「データとプライバシー」にある「アカウント無効化管理ツール」で、長く使われなかったときに家族へ知らせる設定をします
機種やバージョンによって、メニューの名前が少し違うことがあります。
ここで手が止まる方が多いです。一緒に設定することもできます。
作っても、見つからなければ使えません。
スマホを整えるついでに、詐欺から守る設定もしておくと安心です。
iPhone「設定」→(「アプリ」→)「メッセージ」→「不明な差出人をフィルタ」をオン
Android「電話」アプリの設定で、迷惑電話の表示やブロックをオン
機種変更や新しいサブスクで、中身はすぐ変わります。
お盆や年末年始など、家族が集まる日に見直すと決めておくと忘れません。
印刷して、手書きで使ってください。パスワードはここに書きません。どうしても書く場合は、親だけが分かるヒントにします。
| サービス名 | 何に使っている | 月の料金 | やめるときの連絡先・方法 | メモ(ヒントなど) |
|---|---|---|---|---|
| 例)動画配信サービス | ドラマを見る | 990円 | アプリの設定から解約 | カード払い |
チェックリストの内容を、ご自宅に伺って親御さん・ご家族と一緒に進めます。帰省に合わせた土日・年末年始のご予約も受け付けています。
スマホの操作は、親御さんかご家族にお願いしています。こちらは横で手順をご案内します。
45分。スマホの合鍵づくりと、何から始めるかの整理。
2〜3時間。親御さん1人分を、チェックリストのとおり一通り仕上げます。
ご両親2人分と、ご家族への引き継ぎの説明まで。
90分。県外のご家族もビデオ通話で一緒に参加できます。
年1回の見直し、LINEでのご相談、次回のご依頼が20%引き。
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